Artificial Disc Replacement - Tokyo
Dear Prof. Dr. Bertagnoli,
2010 年 1 月 に Prospine に て お そら く 日本 人 とし て 初め て 腰椎 人 工椎 間 板 置換術 ( Lumbar Artificial Disc Replacement )を受けて無事に帰国してから1年が経過しまし た。
手術は100%成功で、術前に想定していた以上の回復を得ることが出来ました。懸念さ れていた左股関節内部・左臀部痛もほとんど消失し、再び人生を得ることが出来た喜びに 溢れています。1年で本当に(最悪の状態から良い状態へ)変わったことに家族は喜び、 驚いております。友人は電話やメールの調子だけで「以前と全然違うのがわかる」と言い ます。
私の手術部位は L5-S1 の一椎間、Prospine に積み上げられてきた、世界の脊椎外科医が手 を施せない多くの難症例に比べればシンプルな手術だったことは今では良くわかりますが、 術前、自国に相談できる人が一人もいないなかで、すべての情報を英語で得て出した決断 にやはり一抹の不安・怖さはありました。 「怖さが無い患者などいないよ」という、先に手 術を受けた数多くの先輩患者の助けと励ましもあって、今、日本人として初めてベルタグ ノーリ医師の手術を受けたこと、誇りに思っています。
10年程前に日本にて椎間板の部分切除(Discectomy)を受けましたが、侵襲の度合いは 比較に ならないはずなの に、術後の除痛の 度合い、回復まで の期間、切開部位 の痛み (Incision pain)の無さ、どれをとっても ADR のほうが優れていました。
「これからもある程度の機能障害を持って生きていく」、 「術後の回復期のどのような痛みにも必ず耐えてみせる」といった悲壮とさえ言える覚悟を持って渡独しましたが、術後のあまりの痛みの無さに愕然とするとともに“ おそらく極めて控えめに言っても「世界最高峰」 ”の技術と経験からなされた手術のレベルの高さ、凄まじさを身体をもって知りました。その境地に達するまでにどれほどの研鑽を積まれたのか私には計り知れませんが、これからも世界中の数多くの脊椎患者を救っていかれることでしょう。
手術から全てが大きく変わったように思います。 救っていただいたこと、心から感謝いたします。本当にありがとうございました。
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