ドイツのビジネスマンJAY(S)さんの手記

(1)【頚椎ヘルニア手術サマリー】

【診断】

病名:退行性椎間板変性症(Degenerative Disc Disease)

MRI診断:

頚椎椎間板4/5の変形

頚椎椎間板5/6の変形突出(神経を圧迫している)及び脊椎管狭窄

頚椎椎間板6/7の変形及び脊椎管狭窄

【手術手法】

人工椎間板置換術(Artificial Disc Replacement Surgery)
2椎間(C5/6 とC6/7)の椎間板の切除及び除圧、人工椎間板(ADR)のインプラント

【執刀医】

ルドルフ・ベルタグノーリ医師(Prof. Dr. Rudolf Bertagnoli)

プロスパイン脊椎専門センター(ProSpine)Bogen, Germany

【症状】

左手の痺れ(中指から小指)、痛み、ツッパリ感(突き指をした感じ)

右手の痺れ(中指から小指)、痛み、ツッパリ感(突き指をした感じ)

首、肩、背中の刺すような痛み、その痛みの局所が移動する

首、肩のこり、酷いときは痺れをともなった痛み

右足の痺れ(足のうらの痺れ)、酷いときはすね位まで痺れが広がる。

灼熱感(背中、腕、腹、肩、首)

【結果】

変形した椎間板による脊髄神経への圧迫の解消(除圧)及び除圧による神経障害の軽減

2012年7月12日(木)入院
2012年7月13日(金)手術
2012年7月16日(月)退院

(2)【発症から入院までの経過】

2012年1月

週末のスポーツジムにて水泳(平泳ぎ)をし始めた瞬間、首から電気が走るような激痛がはしった。その後、両手の薬指と小指にチクチクとした痺れと軽い痛みを感じるようになった。自分としては、簡単な運動、ストレッチ等で自然に消えてくれるだろうと思いそのままにした。

2012年2月

両手のチクチクとした痺れがとれないので、会社の近くの整形外科に診察に行った。
レントゲンをとり、頚椎をチェックしたが、ストレートネックである旨は指摘されたが、しばらく様子を見ましょうとのことで、マッサージと針治療及びボルタレン(痛止薬)で約一ヵ月保存療法をすることにした。
症状的には、両手の痺れの他に、肩甲骨、背中、左腕の裏側あたりに変わるがわる刺すような痛みを感じるようになった。この痛みは以前にも経験ある痛みで、いつもの強烈な凝りが重なったか?なんて思いながら治まるのをまった。今思えば、たぶんこれらの痛みも頚椎の圧迫から来る‘WARNING’だったのであろう。ただし日常生活には特に問題も無く普通に仕事、スポーツ、旅行を楽しんだ。

2012年3月

症状が進行して、両手の中指から小指までに痺れと痛みを伴うようになってきた。また、同じ姿勢を続けると、さらに痛みを伴った痺れが手の平まで広がった。さすがにヤバイと3月19日にMRIを撮影した。MRIの結果は上記に明記したとおり、頚椎椎間板4/5の変形、頚椎椎間板5/6の変形突出(神経を圧迫している)及び脊椎管狭窄、頚椎椎間板6/7の変形及び脊椎管狭窄であった。
その結果をもって整形外科に再度訪問し診断しましたが、保存療法の継続で様子を見ることとなり、週に一度ミュンヘン市内のオステオパシークリニックで施術を受けることとした。 ただ症状的に両手の痺れと痛みさらに突っ張り感が酷い時にはボルタレンを服用して痛みを抑えた。

2012年4月

症状がさらに進み、日によっては痺れの範囲が広がり、さらに右足の裏からふくらはぎぐらいまでに痺れを感じるようになり、さらに、背中、胸、下っ腹に灼熱感を感じるようになったのでホームドクターに相談し専門クリニックを紹介してもらった。

4月3日の朝に脊椎専門クリニック(S.クリニック)に診察に行き、そこで簡単なフィジカルテストと問診、そしてMRIの画像の診断をおこなった。専門医はまゆをひそめ、「これは簡単ではないですね。手術が必要ですね。人工の椎間板をインプラントします。これがそのモデルですよ。」。「えっ、手術、?ですか? ちょっと考えさせてください」と私の頭の中は「手術、手術」で悶々としながらも、その場を離れその後会社に向かった。
ファーストオピニオン 手術!
会社の同僚にも相談しつつ、セカンドオピニオンも取ろうと思い、ミュンヘン市内の有名な脊椎専門クリニックを探してもらった。私本人としては、手術しないで治るのであればそれにこしたことは無いので、できるだけ手術しない治療法、もしくは最小侵襲治療を切望した。

またネットで頚椎の疾患のことに関して調べはじめました。特に手術に関しては侵襲のもっとも少ないPLDD(経皮的レーザー椎間板減圧術)、PECD(経皮的内視鏡ヘルニア摘出手術)、そしてGOLDEN STANDARDといわれる前方固定術というものが有ることを知り、さらに日本には殆ど導入されていない人工椎間板置換術(ADR手術:ドイツではこの術式が当たり前で私もこの術式を奨められておりました)は日本のサイトでは殆ど情報がなく英文サイトを見ながら概要を学んだ。

その中で唯一日本語のブログで「人工椎間板置換術をドイツで受けて」というタイトルに出会って、ブログ主の松崎さんにADRについて教えていただこうとコンタクトしてみました。その後、彼の上司にも繋いでいただき世界一のスーパードクターがミュンヘンから130Km離れたボーゲンという所のProSpineという脊椎クリニックに存在することを知った。

4月13日にセカンドオピニオンを聞きに別の脊椎クリニック(A.スパイン)に診察に行った。このクリニックは、PLDDやPECDも適応となれば、施術するとのことでしたので、望みを抱きながら診療を受けました。

同じようにフィジカルテスト、問診、MRI画像の診断をおこなった。結果は、やはり変形した椎間板が、脊髄神経を圧迫している(C5/6)のが症状の原因であり。放置しさらに進行すると半身麻痺といったこともありえるし、神経は一度酷く損傷してしまうと回復しない可能性が大きいので手術を奨めるとの事であった。 セカンドオピニオンも 手術!!

2012年5月

症状的には小康状態で進行するでもなく、改善するでもなく変化は見られなかったが、やはり痺れ痛みの強い日はボルタレンを服用した。引き続きオステオパシークリニックで施術を受けつつ、また毎日ストレッチをしっかりやるようにした。それが案外効いたのか、少しは楽な日もあったが、基本的には大きな改善は見られなかった。

また5月中旬には大学病院(ミュンヘン大学医学部)にもサードオピニオンを聞くために神経科を訪れて脳からの信号を測るEMGテストを含めた診察も行ってみた。結果は十分なデータではなかったが、問診、MRIを通じてそこの部署の脊椎の専門部門の医師との間の診断の結果は、やはり手術であった。 サードオピニオンも 手術!!!

ブログの松崎さんを通じて紹介してもらったProSpineの最初の外来アポが5月24日に決定していたので、その日にスーパードクターのベルタグノーリ医師の診察を受けた。 問診、経緯、症状、MRIの診断等を経て、やはり診断結果は手術であった。 フォースオピニオンも 手術!!!!

ただ全ての先生が仰っていた手術のメリットとしては、

・「脊髄神経の突出した椎間板による圧迫を取除き(除圧)、今後の神経障害の悪化を止める」
・「脊髄神経の除圧による神経障害(痛み、痺れ等)の回復及び改善」

基本的にこちらドイツの脊椎専門医師のアプローチは、

「頚椎においては脊髄神経の損傷を症状が悪化するのを待たずに直ぐに止める。もしくは事前に止める。」

という考えに基づき処置を患者に提言、推奨する。

流石にこの時期に来ると誰に執刀してもらうか?ということが私にとっては重要な課題であった。ベルタグノーリ医師とお会いして人柄、経験、手術の実績等の話しを通じて、この先生にお願いしたいと直感し執刀をお願いした。

その日のうちに手術に向けての書類手続きを済ませた。ただADRの手術では2椎間を奨められましたが、私としては手術時間も1.5時間と短く侵襲の最も少ない1椎間のADRを希望した。その判断は、最新のMRIの画像を取って、再度ProSpineにて診断を行い最終判断しましょうということになった。

ラッキーなことにその時にブログの松崎さんもProSpineに来ておりましたので、初対面させて頂き短い時間ではありましたが、お話をさせていただいた。ご本人は自らADR手術の経験者でもあり、またProSpineのメディカルツーリズムの仕事に携わっており今回日本からの患者さんと渡独されていた。

2012年6月

症状的には、改善も進行もなくで両手の痺れ痛みは相変わらずであった。毎日ストレッチを行い、オステオパシーにも通いながら少しでも保存療法をして改善に努めた。 また、ProSpineからの処方箋に基づき、MRI、EMGテスト、骨密度検査を各々専門機関にて手術に向けて開始し始めた。

6月3日には松崎さんに再会して、ADR手術の事やベルタグノーリ医師の事等いろいろお話させて頂き、私の心の中の不安や手術への恐怖心等が払拭されていった。松崎さんの親身になって相談にのってくれる人柄、そしてご経験に基づくお話は私を勇気付けてくれた。本当に心からお礼と感謝をさせていただきたいと思う。

そうこうしているうちにProSpineから手術日が7月13日と決定したと連絡を受けた。いよいよカウントダウン開始である。

6月28日に、最新のMRI、EMGテスト結果、骨密度検査結果を踏まえての手術前のベルタグノーリ医師との検診、面談があり、最終的にC5/6、C6/7の2椎間のADR手術を行うことで合意をした。C6/7はMRI画像ではC5/6ほど脊髄神経を圧迫はしていなかったが、脊椎管狭窄状態は事実であり、何年か後に症状が出るリスクもあるとの事でしたので現時点でそのリスクを排除することとした。

2012年7月

症状は両手の痺れ痛みは相変わらず、仕事も相変わらずでバタバタで出張等忙しく、あっという間に手術前日を迎えてしまった。さすがに入院前日ということで半休を頂き自宅へ帰り、翌日の入院の準備を進めた。

(3)【入院―手術―退院】

7月12日(木)   【入院当日】

同僚にボーゲンまで車で家内同行で送ってもらいこれで万事休す! 
入院期間中は下記のように時間が経過していきました。

9:00 BOGEN 病院チェックイン
9:30 看護婦さんに部屋に通される 49号室
ベットが二つあり家内の付き添いと寝泊りが可能
10:30 ニックル内科医との問診と採血、検温、血圧検査
そしてコンセントフォームの説明と書類のサイン。
11:00 昼食 

             インターネット接続できたので少しメールチェックしつつ時間をつぶす。(何で仕事してるんだ?!)

15:00 首のカラーの購入(約90EUR)
15:30 血栓症注射(血を固める注射)
15:40 セラピストが来て術後の自己リハビリ及び注意事項の説明

一日5回2分間足首を上下に動かす
一日5回2分間深い深呼吸複式呼吸

ベッドからのおき方、降り方       術後は一人では歩かない

17:00 夕食 

17;30 麻酔医師の簡単な説明

全身麻酔が8:00とその前に麻酔前投薬が7:00に行われるとのこと。今夜0:00以降は飲食はダメとの事。

19:00 ベルタグノーリ医師が私の病室に突如現れた。(この日は4件の手術をしたと聞いていたのだが。。。)

私の健康に気遣い、また手術前日ということの私の緊張、懸念等を払拭するべく、「明日は手術ですが、怖がらず安心して手術に臨んでください。きっと全て上手くいきますよ!」私はベルタグノーリ医師と強く握手を交わし全てお任せする事を告げた。

00:00 就寝

「手術後の手の痺れと痛みが軽減していること」
「手術が大成功に終了すること」
「今後は首を大切にしていこう」
と祈りながら眠りにおちた。

7月13日(金)   【手術当日】

06:00 起床 検温、血圧検査

07:00 手術衣に着替え、病室にて麻酔前投薬 

08:00 部屋からベッドごと手術室へ移動、そして手術台に移動して精神安定剤と全身麻酔開始することを麻酔医師に言われOKと返事して壁の時 計が8:30の時刻を指しているのを見た瞬間に意識失う!

09:00 手術開始

12:00 手術終了 ICUへ移動

12:30 家内が状況確認(手術が成功したことを聞く)本人グロッキー

17:00 覚醒 ― 空腹感で目が覚めた感じ「腹へった。。。」

開口部の痛みはなし。風邪の引き始めのときのような喉の痛みが少しあるが問題なし。

両手の痺れ痛みが多少軽減しているようだ。

その後看護士の定期的チェック、水補給、点滴、心電、血圧等左手甲から痛み止めと感染止めの点滴がされている。

鼻には酸素吸入のチューブが入っている

背中と胸には心拍、血圧、心電図のパッチがついている

家内がICUに来てくれた。他愛もないことをチョット話したことだけが覚えている。

18:00 ウトウトして眠りに落ちる。

22:00 ウトウトしながら寝たり覚めたりの状態が続く。

看護士が2時間おきぐらいに様子を見に来て、点滴の差し替え、血圧、心拍チェックを行った。

また喉が渇くのでそのときに水を飲ませてもらった。

05:00 ウトウトした状態の中であったが、痛みも無く、静かで、暖かく、すごく心地よい時間が流れていった。

身体につけられている器具、チューブが外された。 術後一晩をICUで過ごしたようだ。
7月14日(土)   【術後1日目】

07:00 ICUより部屋に戻される

案外ピンピンしているも点滴用のベース(針)が左手甲にある。 首にはソフトネックカラー装着

首の可動性はKEEP、70-80%は無理なく動かせる

傷口の痛みはほとんど無し

左手の痺れ(中―小指)は40%軽減 第一関節まで改善 痛み無、ツッパリ感無し

右手の痺れ(中―小指)も40%軽減 薬指の痛みとつっぱり感有り

首、肩のこりあり  首、肩の痛みなし

足の痺れなし

灼熱感(背中、腕、腹、肩、首)なし

07:30 朝食

08:00 検温、血圧検査

10:00 会社の社長に手術成功の旨電話連絡

11:00 昼食

14:00 FENK MAYER医師(手術のアシスタント外科)の回診

手術成功の報告、傷口の消毒、チェック

15:00 会社のローカルの上司に手術成功の旨電話連絡 点滴用のベースがはずされる。

16:00 血栓症注射 痛み止め、感染症防止の薬服用

ちょっと病院の外に出て20分ぐらい散歩

17:00 食事  喉の下(たぶん切り口あたり?)にちょっと違和感、また多少カラオケ後のかすれ声状態有りも大きな問題はなし

21:00 インターネットで会社のメールチェック(また仕事している。。)

00:00 就寝

7月15日(日)   【術後2日目】

06:45 起床  検温、血圧検査

07:00 朝食

10:30 血栓症注射 頚部のレントゲン撮影

11:00 昼食

13:00 回診 消毒、チェック(FENK―MAYER医師)

基本的には全てOKである旨再確認

レントゲン写真を見ながらもDISCがしっかりはまっていることの説明を受けた。

14:00 インターネットでメールチェック及び日本のTV番組等を見ながら午後をゆっくり過ごした。

19:30 就寝

7月16日(月)   【術後3日目】->【退院】 

06:45 起床  検温、血温、血液検査

07:00 朝食

10:00 ニックル内科医の問診、及び術後のケアの説明

ProSpineから書類関連(手術レポート、医療レポート)の受領

11:00 退院

14:30 同僚に車で迎えに来てもらい自宅まで送迎。

我が家到着!あっという間の入院生活も終了「ホットひと安心」

(4)【術後2週間】2012年7月27日(金)

退院後より2週間は、医者からの診断書の指示に基づき、会社を休んで自宅療養。
基本的には身体を十分休めることに集中し、薬の服用とフィジオセラピーにて手術の傷口の治癒に専念した日々を送った。
自分の今までの一生で病気で2週間も休むことなど今までなかったのでちょっと後ろめたい気持ちと、何して過ごそうか?などと考えていたが意外と何もせずに時間がゆっくり静かに過ぎていった。
この期間に、ブログの松崎さんに電話して、手術が上手く言った事と術後の経緯を報告した。彼はそれを聞くと非常に喜んでくれ、術後のケアを焦らずしっかりゆっくりする旨、アドバイスしてくれた。親身に考えてくれる助言は本当にありがたい。

身体的にはかなり回復した感じである。ネックカラーは、あと2週間はつけなければならないが、おおむね順調のようだ。

症状としては

傷口は痛み無し、かさぶた状態、周り内出血(5cm2)有

左手の痺れ(中―小指)は軽減(50%)つっぱり感若干有

右手の痺れ(中―小指)は軽減(50%)つっぱり感若干有

首、肩のこりあり

首、肩の痛みなし

足の痺れなし

灼熱感(背中、腕、腹、肩、首)はなし

今回頚椎のヘルニアということで手術にまで至ってしまいましたが、これはある意味 身体からのこれからは十分‘健康に注意しろ‘という警鐘メッセージであると捉え、 中年男子として、自分のオヤジ度、健康度をしっかり把握、自覚して首のケアはもちろんのこと、内科系もふくめて、健康ライフを目指した、食生活改善、定期的な運動、生活習 慣の改善等今後実行していかなければと強く感じました。

また、普通に健康でいられることの幸せ、ありがたみを改めて実感し、それに感謝したいと思います。

今後は無理なく頑張って、健康第一で仕事、学び、遊びに精進していきたい。

(5)【術後3週間】2012年8月3日(金)

2012年7月30日(月)からは会社に出社し通常の業務に復帰し、流石に車の運転は禁止されているため、同僚にまたもやお世話になってしまった。運転手付出勤(何様か? 怒られそう!)

事業の進捗管理、資料作り、TV会議、社内ミーティング等々、現実に戻ってきてしまったが同じ姿勢を長くとらないように、こまめにストレッチや休憩を取りながら何とか一週間を過ごした。

これといって大きな問題もなく体調もすこぶる快調、順調に回復しているようだ。

症状としては

傷口は痛み無し、かさぶたも半減、周りの内出血も半減

左手の痺れ(中―小指)は軽減(70%)つっぱり感若干有

右手の痺れ(中―小指)は軽減(70%)つっぱり感若干有

首、肩のこり若干あり

上記以外は特に問題なし。

早くゴルフできる日が待ち遠しい!

(6)【結論】

さてさてQUESTION!今手術をすべきであったか?そしてそれは成功であったか?の問いかけに対しては、 現時点では、長期的視点において結果としての証拠が出ていないため、「この手術は成功であった」と結論づけるのは時期尚早です。

しかしながら、現実に今回の手術が、神経症状を軽減したこと、脊髄神経の圧迫を除圧しその箇所の神経損傷の更なる悪化を止めた事は事実であり、また前方固定術に比べて、頚椎の可動がほぼ自然のものと同じ様に保たれ、また隣接する椎間板における疾患の再発の確率が少ない人工椎間板置換術(ADR手術)を選択したことは、自分としては正しい選択及び決断だったと確信したい。

一つ明確な事は、色々な情報を集めて早めに動き、手術症例数が多い実績のある誠実な医師を探すこと。そして病に打ち勝つんだという強い意思で決断する事だと思います。

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